プナンブン島タイマイ保全事業

penambun
Pocket

カリマンタン南西部のタイマイ産卵地

プナンブン島は西カリマンタン州南端の町クンダワンガン(Kendawangan)から南へ約60kmの海域に位置する周囲約1㎞の島です。 島に居住者はなく、近隣の漁師がウミガメ卵を採取するために立ち寄るだけの完全な無人島となっています。浅海域(20m以浅)にある岩礁の島であり、 岩盤上に堆積した砂地がタイマイの産卵場所となっています。2009年のタイマイ産卵状況調査で約100巣の産卵痕が確認され、 カリマンタン南西部における数少ないタイマイ産卵地の1つとなっています。

2009年11月保全活動スタート!

2009年10月にプナンブン島を管轄するバワル島(プナンブン島の北西約30km)の村長や住民と協議を行った結果、 2009年11月よりタイマイの保全プロジェクトを開始することで合意しました。バワル島の住民が島に常駐して産卵数のモニタリング調査や産卵巣のマーキング、 卵の監視を行っています。年間のタイマイ産卵巣数は70巣前後で推移しています。

==========
活動報告・近況・現地の様子
■ プナンブン島2022年の結果 (2022年)
■ プナンブン島の近況 (2021年)
■ 無人島に新しい小屋が立ちました!(Youtubeでのご報告)(2020年)
■ インドネシア保護島のスタッフ小屋が完成!(クラウドファンディング) (2019年)
■ タイマイ保全活動@プナンブン島の近況 (2017年)

関連記事

  1. セガマ島での活動報告2020年~世界のタイマイ産卵数とも比較して…
  2. プスムット島タイマイ保全プロジェクト
  3. Sabira島での支援、知見の共有活動 – 自然ふ化…
  4. キマル島の近況(2020年)
  5. 2014年セガマ・ブサール島の活動報告(タイマイ保全活動)
  6. 新しい監視員ウジャンさん(プナンブン島のタイマイ保全)
  7. ウミガメ保全や調査手法の研修をしました
  8. 【インドネシア】ウミガメ産卵ビーチにおけるゴミ問題
PAGE TOP