新スタッフ~日本ウミガメ会議へ出張

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みなさん、こんにちは。ELNAスタッフの岩井です。ELNAに新しく加わり2か月が経過しました。日々勉強しながら、充実した毎日を過ごしております♪

さて、12/10~11にかけて日本ウミガメ会議2016@室戸に行ってきましたので、そのご報告です。

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ウミガメ会議についての話の前に・・・少し社会科見学(?)です。開催地へ向かう途中、徳島県の美波町にあるうみがめ博物館によりました。

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美波町はNHK朝ドラ「ウェルかめ」の舞台にもなったウミガメが有名な地域です。こんなかわいい公衆電話もありました。地元の人達にとっても、ウミガメはきっと身近な存在なのでしょうね。

徳島県からさらに南下し、開催地である高知県室戸市にある会場に到着しました。ホール内には、ウミガメに関わるたくさんの人達が全国から集まっていました。

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初日は、四国のウミガメに関するセッションでした。

四国は、青い海と山々が楽しめる自然豊かな場所です。海沿いには多くの砂浜があるので、ウミガメがやってきます。

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こちら室戸岬周辺!美しい眺めですね~

こんなきれいな海ならウミガメも安心して産卵できそうです。が!その砂浜が減少しているとのこと。また、生まれたばかりの子ガメ達は、車のライトや街灯の灯りに吸い寄せられ、海にたどり着けないこともあります。

とは言え、人々が安全に暮らすためには防波堤や灯りは必要です。

地元で語り部として活動をしている女性が「昔に比べてウミガメと人との距離が遠くなっている」と話してくださったのが印象的でした。自然と人と・・・どう折り合いをつけて行くのか・・・ウミガメをめぐる問題はなかなか難しいと感じました。

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2日目は、口頭発表です。中学生の女の子、学生さん、水族館スタッフ、ウミガメ界の大御所の方まで、様々な分野で活躍する人達の発表を聞くことができました。

学術用語が飛び交う難しい内容だったら理解できるだろうか??新米の私は少し心配していましたが、分かりやすくて興味をそそられる発表ばかりでした。

ELNAからは、小笠原事業所スタッフの森元が発表がしました。小笠原事業所のアオウミガメ産卵巣は今年、過去最高を記録しそうです(産卵巣が多いため今も調査中です)。小笠原は四国とは全く違う環境なので、みなさん興味津々な様子でした。

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今回の会議で、日本各地でのウミガメ保全活動を窺い知ることができました。

ウミガメには未解明なところが多く、様々な研究がされています。近年になってわかってきた新事実もたくさんあります。より良い保全活動のためには、調査・研究しウミガメの生態を知ることが必要不可欠です。

ELNAとしても今後、継続して調査・研究、保全活動をしていきます。ご支援よろしくお願いいたします!

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