新スタッフ~はじめての調査の感想
みなさん、こんにちは。今月より新しくELNAのスタッフとなりました岩井です。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今日は、千葉県の九十九里浜の海岸に死んだウミガメがあがっている、という情報を聞き、自身、ELNAで初めての「ストランディング(と呼ばれる)」の調査に行きました。
横浜から車を走らせること約2時間で九十九里浜に到着します。カメはどこかな??と辺りを見渡すと、大きな甲羅が見えました。あれがカメ?!近くで見てみると、とても大きいことが分かりました。水族館ではガラスを隔てて対面しているので、不思議な気持ちになりました。
肝心のストランディング調査ですが、カメの身体測定をしたり、お腹を見て臓器を調べたりします(私はそれを必死に記録をしました。)
心臓、食道、胃、腸・・・調べることがたくさん!カメがとても重い!暑い!と、なかなか大変でした。
ひと通り調査を終えると、砂浜深くカメを埋めます。埋めるとき、カメの顔がちょうど私の方を見ていましたが、とても安らかな表情でした。大きくて体格の立派なこのカメは、きっと大海原をダイナミックに泳いでいたのでしょう。そんなことを想像しました。今回、実際に砂浜に行き調査を行うことで、海やカメとの距離が縮まったような気がしました。