ムブラニ地区オサガメ保全プロジェクト
※この場所での活動は、2006年9月~2012年1月まで実施しました※
バードヘッド半島第3のオサガメ産卵地
ムブラニ地区(Mubrani)は西パプア州の州都マノクワリの西約70㎞に位置します(ウェルモン地区(Wermon)の東約30km)。この地区には、約20㎞の海岸に5つの村(バウェイ村、アトリ村、アルフ村、ウェスネンブリ村、サライ村)があり、絶滅の危機に瀕するオサガメが年間約100~150巣産卵しています。
ウミガメ採取と卵採取のストップ
ムブラニ地区では、海岸に産卵上陸した親のウミガメや卵が食用のため採取されていましたが、2007年6月に地域住民と協議を行った結果、採取を禁止した上で保全活動を実施することが合意できました。
バウェイ村、アトリ村、アルフ村、ウェスネンブリ村の4村から各2名を選出し、2007年9月より産卵上陸数のモニタリングと産卵巣のマーキングを実施しました。