小笠原のカメ、台湾で発見される
2022年8月末のこと。
海洋センターの元ボランティアの方から、台湾北東部で「タグの付いたカメを見つけた! 」という連絡をいただきました。
こちらが、その写真↓↓
調べて みると小笠原で2018年に生まれて、2019年11月に放流された個体だという ことが判明。
つまり約4才ですね。
2000km以上の長い旅です。
このウミガメのように、短期飼育プログラムで飼育・放流されたカメは、未だ解明されていない小笠原産アオウミガメの生活史を紐解いていく足掛かりとなっています。
保全のためには、一つ一つの小さいデータの積み重ねで、生態を解明していくことが重要です。
この小型のアオウミガメは、この後何歳までここに居て、いつごろ小笠原へ繁殖に戻って来るのでしょうか?いつか解明されていくと良いです。