小笠原のアオウミガメの近況♪

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~赤ちゃんガメのふ化シーズン~

エバーラスティング・ネイチャーが管理・運営する小笠原海洋センターでは、アオウミガメの赤ちゃんのふ化シーズンとなりました。

赤ちゃん達が、よたよたぎこちなく泳ぐ姿は健気です。ちなみに現在、今年生まれのベビー、2021年生まれ、さらに2020年生まれ、2018年生まれの若いカメたち、大人になりかけのコータ君(アオウミガメ)と、世代ごとのアオウミガメの姿を一挙に見ることができます。

最初は5センチほどのカメたちが、時間の経過とともにどのように姿を変えてゆくのかを比較し、違いを観察してみるのも面白いのではないかと思います。

~迷走ウミガメ情報~

7月3日の夕方、そろそろ17時に差し掛かるところでウミガメの迷走情報が。現場であった洲崎海岸ここは砂浜というよりは海岸線上に岩場が続き、カメが産卵中に潮が引いてしまうと、岩が壁となって帰れず取り残されてしまうことがあります。

どこにいるんだかと岩場をピョンピョンしながら見渡していると…いました。立派なメス。今年に付けたタグが両足に(左肢:19516)メスは総じて大きい傾向がありますが、この子は体高があってすごくボリューミー。まだまだ卵を抱えていそうでした。

早速海へ帰ってもらうことに、動いてほしい方向へ肩を叩きながら、カメを海まで向かわせます。狭い通路もあって道選びは慎重に。最後は荒波にもまれながら、ゆったりと滑るように海へと消えて行きました。ウミガメの旅立ちというのは、子ガメも親ガメもなんだか感動するものです。

~ウィッシュリストでのご寄付が続々と届きました~

今年初めての試みです。AmazonWishListでのご寄付を呼び掛けたところ、たくさんの物資のご寄付をいただきました。本当にありがとうございます!ウミガメ調査・保全活動の際に活用させていただきます!

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