迷走ガメのレスキュー

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ちょうど今は小笠原のアオウミガメの産卵シーズンです。

母ガメは、通常、砂浜に上陸するのですが・・・間違って川や街に迷い込んでしまうことがあります。そんな時は小笠原海洋センターのスタッフが母ガメをレスキューしにいきます。

今日も小笠原では、迷走ガメのレスキューをしました。 朝9:00頃、島民の方から通報が!話を伺うと、お母さんガメが川にいて、海に帰れず迷子になって立ち往生してしまっている模様。

現場に到着してみると、カメはピクリとも動きません。ウミガメは大丈夫だろうか・・・近寄って見ると、心配そうに見守る島民の皆さまの目線にも負けず、なんとスヤスヤ熟睡中でした。一安心です。

起こして、生態調査をもろもろさせて頂いた後、海へと誘導し、無事に海へと帰っていきました。今夜あたり産卵にあがるかな?次はちゃんとビーチに上陸するんだよ!と背中を見送るスタッフでした。

産卵のため上陸してきたウミガメが道路に出てしまったり海に戻れなくなってしまったりすると、事故や衰弱の危険があります。 そんな「迷走ガメ」を発見したら、海洋センターまでご連絡ください! レスキューに急行します。

〈日中〉04998-2-2830 〈夜間・早朝〉090-1461-3171

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