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こんにちは！
先日、東京海洋大学うみがめ研究会のオンライン活動報告会に参加させていただきました。
今回は、初参加のスタッフ大久保が感想を書きます。

まず、うみがめ研究会とELNAは協働関係にあり、海洋生物の保全に関する人材育成や調査研究で関わっています。

冬季かめゼミの内容
・新会長のご挨拶
・活動報告
・活動方針
・ELNAスタッフによる講演

大学のサークルとはいえ、図書館教育や研究の一環として行う同定会など、とてもしっかり活動をされている印象でした。
（私は大学生の時友達とワイワイすることがサークル活動のメインでした）

例えば図書館教育で外部の方と接する事や人前で話をすること、社会に出るときに必ず役に立つと思います。
とにかく場数を踏むこと、大事ですね。

うみがめ研究会と言えば、島研修が気になって入部したと新会長が話されていました。
その島研修というのも個人的にはすごくお勧めしたいです。
もともと小笠原海洋センターで勤務してましたので様々なボランティアを側で見てきました！

海洋センターのボランティアは、長期間島に滞在し、普段とは違う生活環境でうみがめに触れながら保全活動を体験でき、
休みの時には大自然の中で遊べて海は入り放題。
あと知らない人との共同生活をします。これがまた学ぶことが多いんです。人に気を遣うって大変です！
社会に出てからではこういった経験をすることは難しいと思いますし、
ボランティアの学生たちが体力の限界なんか忘れて仕事が始まる前の朝から朝日を見に展望台に行き、
昼休憩にも海に入り、
午後の業務が終わってからもSUPに乗り、、、もう体力オバケがいる(◎_◎;)
という若さのパワーを目の前で見ていて私も学生の時にこういった様々な経験をしたかったなと感じました。
中には遊びすぎて仕事に支障が出て怒られる…という人もいましたがそういった事も人生経験のうち。
（怒られろとは言ってませんが）
それはうみがめ研究会が研修先としている黒島も室戸も同じことかと思います。
いつ活動の制限が解除されるかは読めない状況ではありますが、ぜひ島研修、積極的に体験してほしいなと思いました☺

うみがめ研究会の活動は今年度は新型コロナウイルスによりかなり制限されてしまっていたようで、オンラインでできることを模索しながら活動を進めていたそうです。（現在進行形）
未だ続く活動の制限がいつ解除になるのか読めない状況ですが、その”いつ”かがいつ訪れてもいいように今できることをELNAとうみがめ研究会それぞれで取り組んでいけたら良いなと思いました。

話しは代わってELNAスタッフによる講演。
こちらもスタッフ大久保は初耳学が多くて非常に勉強になりました！
今まで小笠原でアオウミガメしか学んでこなかったのでこれから別の種も勉強の日々だ～～～とひしひし感じました。。
講演終了後のアンケートにも学生さんたちから大満足のコメントが多数寄せられました。

・本日はご講演いただきありがとうございました。 普段のかめ研の活動だけではで知れない事をたくさん知れて良かったです。 発表や研修などのこれからの活動に生かしていきたいです。

・種ごとの回遊海域の特徴や、摂餌の嗜好性など専門性の高い内容を学ぶことができ、とても楽しく貴重な体験が出来ました。本当にありがとうございました。

・知らないことばかりだったので、とても為になるお話でまた新たに調べたいと思いました！

・知らないことを聞けるのは新鮮で面白い。自分は具体的な経験もなく、本やインターネット程度の知識しか持ち合わせていないが、こういった機会で少しでも多くの知識を蓄えることができるのはありがたい。今回は嗜好性など、少し踏み込んだ内容について聞くことができたが、こういった内容に対して自分も踏み込んだ疑問だったり提案だったりができるようになれたらもっと面白いと思う。そのためにももっと積極的に活動していきたいと思った。

これからもぜひELNAを頼って、頼られて、WIN-WINの関係で共にウミガメの研究を進めていけたらと思います。
実際に今年度、活動に制限がかかる中でも、秋ごろにはELNAのストランディング調査に何回か参加いただき、
調査を手伝ってもらいました。有難うございました。

来年度も可能な範囲で一緒に調査研究をしていきましょう(‘◇’)ゞ

以上、活動報告でした！