ELNAアクションミーティング2016を開催しました!
ELNAアクションミーティング2016が無事に終了しましたので、そのご報告です。この度は、48名の皆様にお越しいただきました。寒い中足を運んでいただき、本当にありがとうございました!
写真のとおり、会場の環境パートナーシッププラザのセミナースペースが・・なななんと・・・ほぼ満員となりました!
さて、報告会の様子ですが、最初に、ELNAの各活動地について話をしました。全体的な報告でしたので、インドネシアの様子など詳しくお話できなかったところは、また機会を設けてお伝えしたいと思います。皆様、真剣な表情でスライドを見つめていました。
そして、いよいよ今回のメインテーマ「ウミガメの卵の移植」です。ウミガメに関するELNAの考え方をお伝えしました。できる限り自然の生態システムに介入すべきではないというのがELNAの考え方ではあります。移植がウミガメに与える影響に関しては解明されていないところが多いので、どうすればウミガメを増やせるのか、(ELNAに加わり3か月の私としては)これからしっかり考えていきたいと思いました。
今回は小笠原海洋センター現地スタッフの発表もありました。今回の参加者の中で、小笠原での元ボランティアの方が半分近くを占めていましたので、「現地の生の声が聞けてよかった(もしくは、聞きたい)」とのお声をいただきました。小笠原に行ったことのある方なら、小笠原の今!気になりますよね・・・!
今回のアクションミーティングでは、参加者の方より満足73%、やや満足27%(未回答除く)と概ねご好評をいただきました。一部スライドが見づらかったり等、至らないところもあったかと思います。失礼いたしました。
今回の話を聞いて、皆様自身の理解が深まったり、ウミガメに対する新しい発見が1つでもあれば幸いです。
そして、アクションミーティング終了後は、懇親会です。30名以上の方にご参加いただきました。学生さん、ELNAと繋がりのある企業の方、研究者の方、いろいろな分野の方が同じテーブルを囲み、初めて会う人同士が向かい合うことになるのですが、海やウミガメや小笠原をキーワードに話が弾み、どのテーブルも大盛り上がりでした♪
ELNAスタッフとしても、アクションミーティングへのご感想、ご意見を聞いたり、ELNAへの思いを聞くことができ、大変貴重な時間となりました。
これからもELNAを応援よろしくお願いいたします!今回、参加できなかった方も次回は、ぜひいらしてください!きっと知識が深まりますし、新しい繋がりが生まれるかもしれませんよ!
————-アンケートについて————–
アンケートのご記入ありがとうございました!今後の励みに、活動の参考にさせていただきます。この場をお借りして、一部抜粋という形でご紹介させていただきます!
★アクションミーティングへのご意見・ご感想(一部抜粋)
・新鮮でおもしろかった。
・ELNAの活動を知ることができ、新しい知識も得られたのでよかった。
・小笠原へ行ってみたい。
・個々の活動内容が少ししか知れなかったのが残念。
・生体磁石の話が興味深かった。
・ウミガメについて深く知ることができた。
・まったく知識のない状態での参加だったのでやや難しいかった。
★ウミガメの卵の移植に関して(一部抜粋)
・移植の良し悪しはわからないが、このような報告は、世間に知ってもらうべきだと思う。
・移植の実態を理解することができた。
・移植は大変なので、ふ化率調査だけやればいいと思った。
・移植はダメな理由がよくわかった。
・最初のアンケートは「条件付き」で移植してよいと答えたが、今は移植をなくしたほうがよいと考える。
・移植は悪いイメージはなかったが、今日新たに知ったことが多く、推進すべきものではないと感じた。
・移植に賛成か反対か決めようとしたが、判断材料が不十分であった。賛成派も反対派の意見も仮説や推定の部分が多いと感じたから。
・移植=悪というにはまだ検討すべきことが多く残されていると考えた。