終了報告「親子で自由研究~ウミガメが食べてしまったゴミを見てみよう!~」
こんにちは。
7月30日日曜日「「親子で自由研究~ウミガメが食べてしまったゴミを見てみよう!~」」を実施しました。
今回のイベントは、「TOTO水環境基金」の助成を受けて開催されました。
会場は横浜駅からほど近い神奈川県民センター。連日の猛暑の中、14組の親子にご参加いただきました。
まずはスライドを使って、「海洋ゴミ」と「ウミガメ」に関する簡単なレクチャーを行いました。
次はグループ作業に移り、 実際に「ウミガメが食べてしまったゴミ」に触れていただきました。
このゴミは、小笠原で捕獲されたウミガメの体内から取り出したゴミを乾燥させたものです。
ゴミの種類は多岐にわたり、ひもやロープ、プラスティック、ガラス、ビニールなど..
これらを分類、計量、観察していただきました。
最後は考察&質問タイム。
「どうしてゴミを食べるのだろう?」「そのゴミはどこから来るのかな?」「ゴミを減らすために私たちに何ができるのだろう?」
子ども達から様々な意見や感想、質問があり、ELNAのスタッフが丁寧に分かりやすくお答えしました。
イベント終了後にも、参加したお子様から、ELNAに質問のメールをいただきました。
「ウミガメが食べてしまったゴミ」を実際に見て、触ることで、海洋ゴミ問題に対して、自分たちができることを考えていただく機会になったのではないかと思います。
アンケートの一部を紹介します。・・・・・・
・海洋ゴミはプラスティックだけだと思っていたが、他にもたくさんの種類があった
・町中に落ちているゴミも風に飛ばされて海に漂流してしまい、それがウミガメの誤飲に繋がっているんだなと改めて感じた。
普段の生活を気を付けるだけでも良い影響を与えられるんだなと思いました。
・メディアからの情報だと現実感がないため、今回このイベントに参加したことで意識を変えていきたい
・トイレットペーパーの芯くらいの大きなゴミ(ゴム製)を飲み込んでいることに驚きました。人間の生活がウミガメの生活に悪影響を与えており気をつけて行きたいと思いました。
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ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
これからもウミガメのこと、海洋ゴミのこと、そしてELNAの活動を皆様に知っていただけるようなイベントを開催します。
引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
会場には剥製やウミガメの甲羅を準備しました。甲羅を背負ってその重さや大きさを体感していただきました🐢